第一三共「サリドンA」の一部を自主回収 有効成分の含量が使用期限内に下限値を下回るため
第一三共ヘルスケアは15日、解熱鎮痛薬「サリドンA」の一部ロットを自主回収すると発表した。
有効成分のうちカフェイン水和物の含量が使用期限内に承認規格の下限値を下回ることが確認されたことが理由。当該商品を服用しても重篤な健康被害が発生するおそれはなく、これまでに、本件に起因するとみられる健康被害の報告はないとしている。
回収の対象となるのは、2021年11月~2022年5月の間に出荷され、使用期限が2025年6月で、製造番号が「210230」と記載された製品。(JX通信社/FASTALERT)