貨物機のタイヤが離陸時に破裂 成田空港A滑走路が一時閉鎖
11日17時20分頃、成田空港A滑走路を離陸滑走中だったボーイング747-400型機の貨物専用機でタイヤがバーストした。
国土交通省の成田空港事務所によると、トラブルがあったのはシルクウェイウエスト航空・7L904便で、離陸滑走中にメインギヤのタイヤがバーストし、離陸を中止したという。このあと、消防車両でタイヤの冷却放水作業を行った。
この影響で、成田空港の4000メートルあるA滑走路は、17時21分頃から18時42分頃まで閉鎖された。これに伴い、A滑走路で離着陸を行うエアバスA380型機で運航されているドバイ発・成田行きエミレーツ航空のEK318便は中部国際空港に着陸することになった。
7L904便は、アゼルバイジャンの首都バクーにあるヘイダル・アリエフ国際空港に向かう予定だった。(JX通信社/FASTALERT)