新幹線が速度超過で郡山駅に進入か「脱線するかと思った」約500メートルのオーバーラン 雪の影響とみられる

6日7時28分頃、東北新幹線・郡山駅に停車する予定の下り列車が、停止位置を約500メートルほど超えて停止した。

JR東日本によると、7両編成の「つばさ121号 新庄行き」が、郡山駅に停車する際に、駅のホームを通り過ぎて停車した。降雪によりブレーキが効かなかったことが原因とみられ、同社が詳しい状況を調べている。この影響で、東北・山形・秋田新幹線は、2時間以上にわたって一部区間で運転を見合わせた。

同列車に乗車していたとみられるSNSユーザーは、ポイント通過時に大きな揺れがあったことを受けて「脱線するかと思った」「死ぬかと思った」などと投稿している。また、郡山駅で撮影された画像からは、列車が停止位置を数百メートル通り過ぎて止まっている様子が確認できる。

つばさ121号は、やまびこ号と連結しない単独運行の列車で、2022年12月に雪による過走で同じく7両編成のつばさ号が停止信号を冒進するトラブルが起きたことを受けて、やまびこ号で使用する車両を連結させてブレーキに活用できる台車を増やす対策が行われてた時期があった。5日夜から6日朝にかけては降雪があったものの、6日のつばさ121号は単独で運行されていた。

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