東海道新幹線 全線運転再開の見通し立たず 保守用車両の衝突･脱線事故 復旧作業は夕方まで続く見通し

22日未明、豊橋駅～三河安城駅間で保守用車両の衝突・脱線事故の影響で、東海道新幹線は浜松駅〜名古屋駅間の上下線で始発から運転を見合わせている。

JR東海は9時40分すぎに、夕刻まで復旧作業が続く見込みのため、全線での運転再開見込みは立っていないと発表した。

10時00分現在、東京駅〜浜松駅間・名古屋駅〜新大阪駅間は、本数を減らして全列車各駅停車（こだま号の停車駅）で運転している。山陽新幹線は東京方面との直通運転を中止し、新大阪駅で折り返し運転をしている。

航空各社は羽田空港と伊丹空港を結ぶ臨時便の設定や定期便の運航機材大型化などの対応をしているが、すぐに満席になってしまう状況。（JX通信社/FASTALERT）