新千歳空港 制限区域内の店舗でハサミ紛失 国内線が出発できず 保安検査やり直し

17日9時30分頃、北海道千歳市の新千歳空港の国内線ターミナルの制限区域内でハサミの紛失が確認された。

空港を運営する北海道エアポートによると、制限区域内の店舗で、備品として使用されているハサミを紛失したことが確認され、出発便に搭乗済みの乗客や出発待合室にいる乗客全員が、保安検査をやり直すことになった。11時30分現在も制限区域内の乗客を制限区域外へ誘導している状況。

航空会社などによると、11時00分現在、国内線が新千歳空港を出発できない状況になっていて、夜にかけて一部の便に大幅な遅れが生じる見通し。17日は台風の影響で16日に欠航になった便の利用者の救済を目的とした臨時便も複数設定されている。

【21時00分更新】制限区域内で業務上必要のある持ち込み制限品は、通常チェーンなどで繋いだ状態で管理され、定期的な確認が入ることになっているが、トラブルのあった売店における当時のハサミの管理状況については、北海道エアポートが詳細の確認を進めている。(JX通信社/FASTALRET)

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