石川 志賀町で震度6弱「通常とは違うと感じている」職員を現地に派遣し調査へ 気象庁

気象庁は7日未明、6日23時20分頃に発生した能登半島沖を震源とする地震を受けて緊急記者会見を行った。この地震で、志賀町香能の震度計で震度6弱を観測した。

この地震について、気象庁は震源の深さを5キロ(当初10キロ)、地震の規模をマグニチュード4.3(当初マグニチュード4.4)に更新した。

この地震では、震度3を観測した震度計周辺の推計震度分布が震度4〜5弱を示しており、大きな差があり話題となっていた。

気象庁は、波形を見る限りは自然で正常な地震とみられるとした上で、計測された震度に大きな差がある点について「通常とは違うと感じている」とコメントし、地震計に異常がないか確認をするため、現地に職員を派遣して調査をするとしている。

震度6弱の情報を発表するのに、23時24分に発表された震度情報から12分後に発表された点については、周りの観測値と大きな差があり最初の震度速報では該当データを除いて発表し、精査を行ったためだという。

また、震度6弱を観測した志賀町香能の地震計を1月3日に気象庁の職員が現地調査したところ、設置環境に問題はなかったとしている。(JX通信社/FASTALERT)

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