札幌丘珠発・秋田行きJAL便のHAC機でエンジン不具合 函館空港に着陸
11日午後、札幌丘珠空港から秋田空港に向けた離陸した北海道エアシステム(HAC)が運航するJAL2823便が、エンジンの不具合を理由に函館空港に到着地を変更した。
HACによると、パイロットが離陸直後にエンジンが不安定な状態であることを管制に報告し、丘珠空港に引き返そうとしたものの丘珠空港周辺の天候が悪いため、比較的天候が安定している函館空港に到着地を変更することを決めた。同便には乗客乗員26人が乗っていたが、13時34分頃に函館空港に無事着陸した。
エンジン不具合の原因はアイシング(着氷現象)の可能性が高いとみて、このあと函館空港で機材の点検作業を行う方針。
JAL2823便は丘珠空港の天候不良の影響で、出発が2時間ほど遅れていた。
11日は、低気圧の通過に伴う降雪の影響で、新千歳空港や丘珠空港などを発着する便にも大幅な遅れや欠航、上空での旋回待機が生じている。

